2007-01-01から1年間の記事一覧

As Brothers fight ye!

Do what thou wilt shall be the whole of the Law. 生存において私たちは自身の中に何を見出すのでしょうか?舞踏、絵画、詩作、文筆、演劇による創造性とエクスタシー、相反物の和合、己の肉体の限界への挑戦とその克服から得られるエクスタシー。人間は常…

Our own Personal GOD

Do what thou wilt shall be the whole of the Law. セレマの宇宙論は、単純明快かつ普遍的な原理に基づいています。無限の空間、規定外の存在の根源の根源、無限に拡大する空間はヌイトと呼ばれています。エジプト神学ではヘリオポリスの九神の一人とされ、…

Samuel Aiwaz Jacobs

Do what thou wilt shall be the whole of the Law. 第一次世界大戦が勃発すると同時に戦火を避けるようにしてクロウリーはアメリカに渡ります。1913年ニューヨークに上陸したクロウリーは1919までの6年間を新大陸で過ごし、この期間「インターナショナル」…

HRILIU!

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.キリスト教における聖霊の概念は、三位一体である神の三つの位格のひとつとして定義されています。聖霊は人に宿る神の霊ですが、その語源を辿るとヘブライ語のルアク、ギリシャ語のプネウマに行き当たりま…

OTO and Party in Osaka!

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.OTOの創始者であるカール・ケルナー(1851-1905)はオーストリアの裕福な製紙化学者であり、東洋の神秘主義と西洋のフリーメーソンリー、薔薇十字主義の信奉者でした。。ヨーロッパ、アメリカ大陸、アジアを…

Babalon Working

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.カリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがる広大なモハベ砂漠(Mojave Desert)。総面積35,000平方キロ、映画「バクダット・カフェ」の舞台としてもしられています。南カリフォルニアのこの…

Garkon!

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.丁度一年程前。一人の著名なセレマ主義者が来日しました。ロン・マイロ・ドゥケット(Lon Milo DuQuette)、魔術師、著述家そして大の日本好き。1975年11月、初代カリフ・グラディー・マクマートリーの手によ…

Liber ABA

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.クロウリーがメアリー・デステ・スタージス(1871-1931)という名の肉感的でカールした黒髪の女性と出会ったのは、1911年11月11日のことでした。ロンドンのサヴォイ・ホテル、彼女の誕生日を祝うパーティーで…

Holy Books of Thelema

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.19世紀末のロンドンに産声を上げた魔術結社「黄金の夜明け」団。そこでの居心地が悪くなったクロウリーは、終に自身で新しい魔術結社を設立する決心をします。1906年、数ヶ月に及ぶ中国大陸横断の遠征から…

LIBER AL vel LEGIS

Do what thou wilt shall be the whole of the Law."わが預言者に従え! わが知識の試練を最後までやり抜くのだ! われのみを求めよ! さればわが愛の喜びは、汝らを一切の苦痛より救い出すであろう。まさしくその通り。われは、わが肉体の奥底を賭けてそれを誓…

BABALON

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.Babalon(ババロン)--緋色の女。『法の書』から派生し、クロウリーが発展させた魔術体系 Thelema(セレマ)における重要な概念です。ババロンはヨハネの黙示録に登場する売春と醜悪の母Babylon(バビロン)を想…

天空の女神

Do what thou wilt shall be the whole of the Law."われはおまえの上にあり、またおまえの中にある。わが恍惚はおまえの恍惚の内に。わが喜びはおまえの喜びを見る事に" Sr. Raven訳 『法の書』 第1章13節人はなぜ神秘的なものに魅かれ、玄妙なるものの虜と…

生きること

Do what thou wilt shall be the whole of the Law."わが狂喜なる喜びの中、おまえの心の内で日々行われる祝宴" Sor. Raven訳 『法の書』第2章42節ハディートは、存在そのものが美であり、狂喜であると説きます。生きるという行為そのものを賛美し、懐疑的な…

死について

Do what thou wilt shall be the whole of the Law."われはあらゆる人間の心の内、そしてあらゆる星の中心核にて燃える炎なり。われは生命にして生命の与え手なり。にもかかわらず、結果われに精通する事は死に精通する事となる" 日本語版『法の書』第2章6節…

The Great Work.

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.中世の知の至宝、錬金術。古の達人たちは本当に鉛を金に変成させる術を編み出したのでしょうか? 19世紀末英国に産声を上げた「黄金の夜明け」団は、錬金術の「大いなる術」(The Great Work, Magnum Opus)と…

Freedom is a Two-Edged Sword.

Do what thou wilt shall be the whole of the Law."自由とは、一方の端面が自由、もう一方の端面が責任である両刃の剣であり、その両端は極めて鋭利である。それは不用意さ、臆病、もしくは不誠実さをもってしては容易に扱うことはできない" ジャック・パー…

Gnostic Mass!

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.深淵から立ち昇るシンセサイザーの低周音、静寂に響く鐘の音、男女が奏でる異端のメロディー。参列者は扉をくぐり壮麗な神殿へと入場する・・・。そんなイントロダクションから始まるこのCD。そうOTOの聖職…

Living Qabalah

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.クロウリーは魔術マニアなら誰でも知っているように熱心なカバラの研究者でした。クロウリーは魔術の学習を開始した初期の段階からQabalahの熱心な信奉者であり、彼の数多ある著作には、Qabalahの知識が散…

ビジュアル・マントラ

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.シンボルは、意識言語と無意識言語の橋渡しを行うフォースの乗り物です。伝統的な魔法の教室では錬金術の三原理や四大元素、占星術の惑星や12宮のシンボルが最初に教示されます。シンボルは、ある性質・傾…

黒の諸儀礼

Do what thou wilt shall be the whole of the Law."見よ! 古き時代の諸儀礼は黒である。邪悪なるものは投げ捨てさせよ。善きものは預言者により清めさせよ!さればこの知識は正しきものとなるだろう。" 日本語版『法の書』第二章5節Sr.Raven訳古き時代が抱え…

新しい日記

Do what thou wilt shall be the whole of the Law.昨日、さる魔術の会合があり出席しました。会合が終わると99%の確率で魔術師はバッカスの召喚を求める習性があります。マジカル・パワー放出を補うためのルアクの充填と、情報交換のために実に有益なマジカ…